NotionのデータベースをGASでSpreadSheetに出力する方法
手軽さと多様なビューで便利なNotionのデータベース。しかし関数などの面でExcelやSpreadSheetなどの表計算ソフトには劣ってしまいます。
そこでNotionのデータベースをSpreadSheetに出力する方法をご紹介します。
Notion→Google SpreadSheetを実現する三つの方法
NotionからSpreadSheetにデータベース出力する方法は3つあります
- CSVにExportする
- 有料アドオンを使用する
- 自分でプログラミングする
このなかでも今回はプログラミングする方法に絞って解説します。
ちなみに、プログラミングに自身のない人には、有料アドオン「Sync2Sheets」がおすすめです
GASでNotion→Google SpreadSheetする方法
1.Notion APIが使用できる状態にする
NotionAPIとはNotionのページやデータベースを自動で「読み込み・追加・更新・削除」するツールです。
1-1.インテグレーションを作成する
Notionの設定からを「コネクト > インテグレーションを作成または管理する」を選択します。
または、このリンク「https://www.notion.so/profile/integrations」も使用できます
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すると、ブラウザでNotionのインテグレーションのページが開くので、新しいインテグレーションを開きます。
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「インテグレーション名」、「関連ワークスペース」、「種類」を記入し、保存を押下します。
個人利用が目的なので、種類は内部(internal)でよいです。
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すると新しいインテグレーションが作成されます。
内部インテグレーションシークレットがいわゆるAPIKeyと言われているものです。
APIKeyとは、プログラムのための合鍵のようなもので、これが一致する場合のみNotionはAPIでの操作を受け付けます。なので他人に知られることのないようにしましょう。
機能の「コンテンツ機能」・「コメント機能」はすべて有効にしておくと後で困らないと思います。
仕事仲間や家族と共有する場合は適切に制限をかけてください。
「ユーザー機能」は情報なしで困らないと思います。
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1-2.データベース・ページにインテグレーションを適応する
次に作成したインテグレーションをデータベースやページに適応します
適応したいページ・データベースを開き右上の設定から、「コネクト > 接続先」を選択します。
コネクトを探すの検索ボックスに先ほど作成したインテグレーション名を入力し、選択します。
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すると以下のようなダイアログが表示されるので、「はい」を選択し続行します。
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次のように表示されていれば成功です。
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